売掛金って、入金前なのに売上になるの?社長が知っておくべき会計の基本

「まだ入金されてないのに、もう“売上”になるの?」

経営者の方から、よくこんな質問をいただきます。実は、ここに“会計の考え方”と“経営の見方”の違いが詰まっています。今回は、スタートアップや小規模事業者の経営者が混乱しやすい「売掛金」について、実務の流れから分かりやすく整理してみましょう。

売掛金とは「未入金の売上」のこと

売掛金とは、商品やサービスを提供したけれど、まだ入金されていないお金のことです。

たとえば、あるクライアントに10月に仕事を納品し、請求書を送付。入金は11月末予定という場合。会計では「発生主義」というルールに基づき、10月の時点で“売上”として計上し、同時に“売掛金”を記録します。

「実際にお金が入ってから売上でいいのでは?」と思いがちですが、「現金の動き」ではなく「取引が発生したタイミング」で売上を認識するのが会計の基本ルールです。

経営者が混乱しやすい2つのポイント

① 「お金」と「売上」は一致しない

決算書上の“売上”と、銀行残高が一致しないのは自然なことです。売掛金や買掛金がある限り、キャッシュと利益はズレます。「儲かっているのに手元に現金がない」という状態は、まさに売掛金の増加が原因であるケースが多いのです。

② 売掛金は「資金繰り」に直結する

入金予定がズレると、支払いとのバランスが崩れます。特にスタートアップでは、1件の入金遅れが資金ショートの引き金になることも。だからこそ、経営者自身が「誰に・いくら・いつ入るのか」を常に把握しておくことが重要です。

実務でよくあるトラブルと対策

経理の現場では、売掛金にまつわる以下のようなトラブルが頻発しやすいです。

  • ● 請求書を送ったのに入金がない(→請求管理の仕組み化が必要)
  • ● 売掛金の消し込み漏れ(→入金チェック体制を整える)
  • ● freeeやマネーフォワードの自動連携ズレ(→定期的な照合が必須)

最低限、以下の項目を網羅した「売掛金管理表」を持っておくと安心です。これだけで、資金繰りの見通しが一気にクリアになります。

管理項目目的
請求日・金額正確な売上の把握
入金予定日資金繰り(キャッシュフロー)予測
実際の入金日未回収リスクの早期発見・消し込み

経理を“仕組み”として整えるメリット

売掛金を正しく把握できるようになると、経営判断の質が劇的に変わります。

「今月の資金繰り」が正確に見える

「来月の支払い計画」に余裕ができる

「新規投資」の最適なタイミングがわかる

経理は「経営の地図」です。しかし、本業の忙しさから経理が後回しになり、地図が不鮮明になっている企業を多く見てきました。ZEST アドバイザリーでは、最新のITツールを活用し、社長の手を煩わせずに数字が“自然に整う”仕組みを構築します。

一言まとめ

売掛金は「まだもらっていない売上」。放置すると経営リスクになります。数字が整えば、判断が変わり、未来が変わります。ZEST アドバイザリーは、その最初の一歩を全力でサポートいたします。

経理や売掛金管理のご相談はこちら

「うちの経理、これで合ってる?」という雑談レベルでも大歓迎です。
全国どこからでも、チャット中心でスピード対応いたします。 ZEST アドバイザリーへのお問い合わせ

料金: 税込29,700円〜(※仕訳数等により変動)

e-mail: info@zest-advisory.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です